胃下垂・内臓下垂でお悩みの方へ

最終更新日:2024/09/14

内臓下垂・胃下垂

胃下垂・内臓下垂でこんなお悩みはありませんか?

  • 下腹部だけポッコリしている(ぽっこりお腹)
  • 食後はいつも下腹がポッコリしてくる
  • 食後にお腹が張る、胃もたれ、胃のムカムカ
  • 食欲不振、全身倦怠感
  • 胃腸が弱く、便秘や下痢を繰り返す
  • 慢性的な腰痛、冷え性を抱えている
  • 反り腰、下半身太りが気になる

胃下垂・内臓下垂について

軽度の胃下垂・重度の胃下垂

胃下垂とは、胃が不自然に下に伸びてしまった状態です。胃と食道の境目である胃の入り口はそのままの位置で、下に引き伸ばされ細く窮屈になっています。

図の赤い破線は「軽度の胃下垂」青い破線は「重度の胃下垂」です。

胃が下垂すると、その下にある腸にも重さがかかり「腸下垂」がおこります。さらに子宮や膀胱が腸の下にあり重さがかかりますが、それ以上下がれないので、ちょうど下腹部だけがぽっこり前に出てきてしまいます。

このぽっこりお腹が、内臓下垂です。胃下垂が原因で胃より下の消化器官がすべて下がってしまった状態です。

胃下垂や内臓下垂は、見た目の位置異常だけが問題ではありません。

胃が下垂すると、胃のぜん動運動が低下するため、胃が冷えて消化機能も低下し、胃もたれをおこしやすくなります。さらに冷えた胃が、他の臓器と癒着し、他の臓器も冷やし内臓全体が冷えてしまいます。

内臓が冷えると、下半身にいく動脈も冷え、冷え性やむくみ、さまざまな症状の原因になります。胃下垂・内臓下垂を放置してはならいないのです。

胃下垂・内臓下垂による症状・悩み

見た目の悩みが比較的多いですが、慢性的な症状や悩みと深く関係しています。

  • 下腹部のぽっこりお腹
  • お腹の張り
  • 胃痛、胃もたれ
  • 反り腰、下半身太り
  • 腰痛、ぎっくり腰
  • 便秘、下痢
  • 生理痛、生理不順
  • 冷え性、むくみ
  • 不妊症

当院は、お腹の整体(内臓調整)により、この胃下垂・内臓下垂を改善することを目的に施術しています。胃の位置異常を改善し、お腹のコリをほぐすことで、病気を未然に防ぐ効果もあると考えています

胃下垂と内臓下垂の違い

胃下垂が主に「胃だけが下垂」するのに対して、内臓下垂「腸・腎臓・子宮・膀胱など胃も含めた複数の内臓が下垂」しているものです。

ただし胃が下がると、骨盤内の内臓まで全体的に下垂の影響は出てきます。女性なら子宮、男性なら前立腺までになります。

そのため共通点は、ぽっこりお腹など見た目が気になる方が多いという事です。

胃下垂だけの方は瘦せ型が多く、食後に下腹部がポッコリしますが、時間と共に元にもどっていきます。

しかし全員が見た目ではなく、胃もたれ・食欲不振・膨満感などの症状だけお悩みの方も多いです。

内臓下垂の方は、ぽっこりお腹や反り腰・下半身太りといった見た目の問題や、腸・腎臓・子宮などの問題で腰痛・冷え性・むくみ・生理痛といった胃以外の不調も訴えられます。

胃下垂・内臓下垂の原因

胃や内臓の問題は確かにありますが、実はもっと根底に原因があります。痩せているのに何故胃下垂になるのか、胃や内臓だけでなく全身を考えた次のような原因が考えらます。

実際に胃下垂・内臓下垂は、お腹の張りやぽっこりお腹などお腹に症状が現れますが、お腹の下垂を引き起こす要因が胃下垂・内臓下垂の真犯人なのです。

①砂糖・果糖の摂りすぎ (★★一番の原因)

砂糖が胃に入ると胃の筋肉が弛緩して動かなくなります。これを「糖反射」と言います。胃が弛緩したまま食べ物が入ってくると、胃のぜんどう運動が低下したまま胃液を吸収して胃袋がどんどん重くなっていきます。

②咀嚼不足 (★)

よく噛まず唾液を出さない咀嚼不足により、胃腸の消化不良を招き、内臓に滞りをつくってしまいます。

③呼吸と姿勢 (★)

呼吸が浅いとお腹が縮こまります。できるだけ顔と乳頭を真っすぐ前に向けて、呼吸を深くしていきましょう。無理に胸を張る、背筋を伸ばし過ぎると、重力が働いてかえって胃袋を引き伸ばして胃下垂の原因になります。

④太もも内側・ふくらはぎの過緊張 (★隠れた原因)

特に内もものラインはお腹のコリと関係しています。胃や内臓を下に引っ張り下げてしまいます。

⑤お腹のコリ・内臓の癒着 (★)

お腹は体の中で一番温かくなくてはいけない所です。お腹が硬く冷えていると内臓はちゃんと働いてくれません。いつもお腹が硬い方や内臓の手術をされている方は、内臓どおしの癒着も考えられます。自分のお腹をチェックして、少しずつお腹を柔らかく温かくしていきましょう。

⑥骨盤のゆがみ

骨盤のゆがみは、胃や内臓の位置異常を引き起こします。

⑦無理な腹筋

腹筋が弱いことが原因でなく、いきみやふんばりが、さらに胃下垂を悪化させます。腹筋を強化するなら、お腹を凹ます腹横筋によるドローインをおすすめします。

胃下垂・内臓に対する当院の施術方法

胃下垂・内臓下垂の原因はお腹だけではありません。

姿勢のくずれ、お腹への血行不良を解消し、腹筋を鍛えても腸を揉んでも楽にならない頑固な胃下垂・内臓下垂を改善していきます!

もちろん胃腸は直接触って、硬さや張り具合をみて、お腹のコリをほぐしていきます。

頑固な胃下垂・内臓下垂の原因は3つあると考え施術していきます。

①お腹・太もも・お尻の硬さが胃下垂を引き起こし内臓を冷やす

お腹・太もも・お尻の緊張があると、胃下垂など内臓の位置異常を引き起こし、血液量を整えたり、浄化したり、栄養分をコントロールしたりして頑張っている「肝臓」や「腎臓」の働きを弱めてしまいます

延命学という特殊なリンパマッサージで、臀部・太もも・お腹をリフトアップさせるようにほぐしていきます。さらに脚にある内臓のツボ療法により、胃・肝臓・胆のう・小腸・大腸・腎臓・すい臓を元気にしていきます。

内臓の位置異常が改善することで、お腹が柔らかくなり、内臓の血行不良も改善されるため、全身への血の巡りがよくなっていきます。

さらに、操体法を利用した「胃下垂操法」により反射的に内臓をもちあげ、延命学の仕上げに「下腹部拳上法」により直接内臓を救い上げる操法を行います。

【関連記事】 延命学について

横向きの施術

②背すじを伸ばした姿勢が原因で胃下垂・内臓下垂になる

一般的には知られていませんが、背すじを伸ばした姿勢が胃下垂・内臓下垂をつくっています。特に座っている姿勢では背中や腰は丸まっているのが理想です

根本的には、この姿勢が腑に落ちて実践できれば、胃下垂・内臓下垂は解消されていきます。しかし背中を丸めるなんて信じられないと感じる方がとても多いです。

そのため姿勢の指導をすると共に、深い呼吸と脳脊髄液の循環をよくする「減腔」という整体施術を行いながら、脱力した体に優しい姿勢をつくって胃下垂・内臓下垂に対処していきます。

【関連記事】 減延について

うつ伏せの施術

③カラダの土台である足裏・足首のバランスが悪い

足裏のバランスが良ければ、余計な筋力を使わずお腹にも負担がかかりません。背骨や骨盤矯正をしても、腸をマッサージしても胃下垂・内臓下垂が改善しない場合、土台となる足裏・足首がゆがんでいる可能性があります。

当院では、足裏・足首をチェックして調整を行い、さらに三点バランスインソールにて足裏の靭帯を活性させていきます。足が安定し足裏の靭帯がしっかり使えると、お腹はもちろん全身の血の巡りが良くなっていきます。

足の施術

三点バランスインソール

根本的な改善には「食生活」の改善が必要になります。

【関連記事】 食事指導・体質改善教室

食欲不振や胃もたれは食事の乱れの現れです。体調が悪くなる食事は控えて、自分にあった食事、健康になる食事をまず知りましょう!食事の知識から知恵については詳しくアドバイスさせていただきます。

胃下垂・内臓下垂でお困りの方はお気軽にご相談ください。

当院には、慢性的な胃下垂・内臓下垂、腹筋を鍛えたりお腹を揉むだけでは楽にならない下腹のぽっこりお腹、強いマッサージが苦手な患者さまが多く来院されています。

お腹のコリをほぐしたり、内臓のツボを初めて押されたという方も多く、お腹をやわらかくして内臓を元気にするのが当院の特徴です。

また姿勢やセルフケアなどを覚えて根本的に改善したい方、副作用がない方法を考えている方など、お気軽にご相談ください。

当院へのアクセス

いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい

営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
TEL 0120-184-497

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