当院はカイロプラクティック院ですので骨盤のゆがみを必ずチェックし、産後や腰痛だけでなく、頭痛や肩こりなど必要な方には骨盤矯正を行っています。
産後で弛んでしまった骨盤、ぺちゃんこ座りや内臓下垂で開いてしまった骨盤、横座りや癖で捻じれてしまった骨盤、反り腰や骨盤後傾の姿勢など、骨盤のゆがみが様々な症状と直結しています。
ここでは「骨盤矯正とはどんなものか？」、そして「いったいどんな効果があるか？」について
一般的にいわれている骨盤矯正の効果と、当院の骨盤矯正の効果についてお伝えします。
骨盤矯正とは、体の土台となる骨盤を正しい位置や動きに調整するすることで、骨盤本来の機能を取り戻すサポートを行うための施術法です。
骨盤の役割は、姿勢の保持など安定作用が多く、股関節のように可動域が多いわけではありません。しかし歩行や動作時の起点になり、下半身と上半身をつないで全身を連動させる大切な存在です。
骨盤はドアノブと似ています。ドアノブのネジが緩んでグラグラになっていてはいけないように、骨盤もグラグラに弛んでいてはいけません。ドアノブのネジがしっかり締まっているからこそちゃん滑らかに動きます。同様に骨盤もちゃんと締まっていれば、体の土台の安定と動きの起点としてスムーズに動いてくれます。
骨盤まわりの筋肉が硬いのは、骨盤が弛んで不安定なため筋肉が硬くなってサポートしているからです。骨盤を柔らかくしようと単にストレッチを考えるよりも、お腹をパンパンにしない、お尻を締める、体の内側を使って立ったり歩いたりするなど、骨盤を引き締めることを考えて生活してみてください。
骨盤矯正は、骨盤を引き締めて下半身の体幹バランスを安定させると共に、上半身が自由に力みなく動けることにより、痛みや不調はもちろん、体のキレを良くすることを目的にしています。
腰痛や尿漏れなど骨盤まわりの症状でお悩みの方だけでなく、頭痛・肩こり・マタニティブルーなど、骨盤が弛んでいることで起こる肉体的・精神的なアンバランスによる症状にも効果があります。
心身のバランスを良くするためにも、骨盤をしっかり引き締めておきましょう。
骨盤の構造と機能
骨盤は左右の大きな「腸骨」と間に挟まれた「仙骨」、そして前側の「恥骨」と左右後ろ側の「坐骨」で構成されています。
腸骨と恥骨と坐骨はひとかたまりで「寛骨」と言います。
骨盤の機能として問題になる各関節について説明いたします。
上部から、第５腰椎と仙骨の関節「腰仙関節」、腸骨と仙骨の関節「仙腸関節」、恥骨同士の軟骨結合「恥骨結合」、そして寛骨と大腿骨の関節「股関節」で骨盤は機能しています。
恥骨結合は骨盤で最も動きの少ない部分で、妊婦さんが出産前に弛んで可動域が増える以外は、事故でもない限り骨盤の中心軸として働いています。
腰仙関節の役割は、主に上半身の背骨と連携して、体の前屈や後屈など前後の大きな動きを担っています。反り腰や腰の丸みと関係します。
仙腸関節の役割は、主に下半身の下肢と連携して、歩行・立ち姿勢・座り姿勢など足の動きと固定に関係します。日常生活で最も使われている関節です。一般的な骨盤矯正ではこの部分を行っています。
股関節は人体の中で肩関節の次に可動域が大きい関節で、骨盤の関節としての役割は、仙腸関節と共に歩行・立ち姿勢など足の動きと固定に関係し、さらに骨盤全体をひとかたまりとして動かし前屈・後屈・回旋・側屈のすべての動きを担います。
まとめると、股関節は骨盤の土台としての役割、恥骨結合は骨盤の中心軸としての役割、仙腸関節は下半身との連携役、腰仙関節は上半身との連携役としてそれぞれ機能しています。
このように、骨盤は全身の連携を行う仲介役を担っています。
一般的に言われている骨盤矯正の効果
骨盤矯正には、こんな効果があります。
- 産後のゆるんだ骨盤が安定する
- 骨盤のゆがみが改善する
- 姿勢が良くなる
- バランスが良くなる
- 腰痛や肩こりが改善する
- 尿漏れの防止になる
このように骨盤矯正は、姿勢を中心にした健康と美容にとても効果的です。
骨盤が引き締まると、猫背や反り腰ではない自分本来の姿勢を取り戻します。
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骨盤矯正がおすすめの方
骨盤矯正は、こんな方におすすめです。
- 産後に骨盤がゆるんだままの方
- 横座りやぺちゃんこ座りで骨盤がゆがんでいる方
- 猫背や反り腰でお悩みの方
- 慢性的な腰痛・肩こりの方
- 尿漏れでお悩みの方
骨盤のゆがみが気になったら、できるだけ早期に骨盤を引き締めてくださいね^^
当院オリジナルの骨盤矯正の効果
当院の骨盤矯正は、単に骨盤だけの矯正ではありません。
足元から体を引き締めて、体の不調や姿勢はもちろん、高齢者でも足腰がしっかりして元気になることを目的にしています。
「骨盤」はもちろん、土台となる足、そして重さのかかる内臓にもアプローチします。
骨盤は単独ではゆがみません。足のゆがみやお腹が重くなって、その結果として骨盤がゆがみます。
偏平足や外反母趾、O脚やX脚、内股になっていれば、足から骨盤がゆがんでいます。ピップアップするように足のねじれをとって骨盤を締める必要があります。
ぽっこりお腹・内臓下垂があれば、骨盤矯正の後に内臓のリフトアップも必要になります。
反り腰や骨盤後傾、ゆがんで固まった骨盤は、仰向けで骨盤矯正する必要があります。反り腰なら「腸骨前面」、骨盤後傾なら「恥骨」を矯正します。
骨盤矯正を土台から改善する場合、足・下肢へのアプローチを行います。
骨盤矯正の後に内臓下垂を改善するには、腸もみ・お腹へのアプローチも行います。
逆に姿勢など全体的なゆがみがある場合、一般的にはあまり行われていない前側からの腸骨前面・恥骨のへのアプローチを行います。
したがって骨盤のゆがむ原因によって、お一人お一人オーダーメイドで骨盤矯正する必要があります。
当院では、骨盤矯正＋腸もみをセットで行っています。詳しくは「腸もみの効果」をご覧ください。
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さらに、当院オリジナルの骨盤矯正について詳しく効果をお伝えします。
- 産後のゆるんだ骨盤が引き締まる
- 産後うつ・マタニティブルーの改善につながる
- 骨盤のゆがみが改善する
- 下肢のゆがみの改善につながる
- 尿漏れが改善する
- ヒップアップや下半身太りが解消する
産後のゆるんだ骨盤が引き締まる
妊娠後期に出産のために骨盤がゆるみます。
産後に産褥期（産後約７週間）を経て、骨盤まわりの靱帯が元の状態に戻ってきます。
しかし元々骨盤のゆがみが酷かったり、下半身やお尻の筋力低下があったり、産後に無理をしていると、骨盤が開いた状態で安定してしまいます。
産後に腰痛や尿漏れなど、足腰に力が入りにくい場合は、産後の骨盤矯正が必要です。
また、産後に以前履いていたズボンがきつくなり、お尻まわりの体型が気になる場合、股関節が外に広がってしまっているため、股関節を元の位置に戻してあげる骨盤矯正が必要です。
さらに、骨盤がゆるんだ状態では精神的に不安定になり、産後うつ・マタニティブルーの原因にもなります。
元々骨盤がしっかりしていて弾力もあり動きが良かった方は、セルフケアで骨盤が安定していきますが、そうでない場合は、産後に骨盤矯正をおすすめします。
このように産後の骨盤矯正は、骨盤の安定、体型の問題、産後うつなど精神的な問題を改善するために行います。
産後は骨盤がゆるんだ状態にも関わらず、重いものを持ったり、無理をしたりして、体がフラフラな状態での生活を余儀なくされている方もいるので、注意してください。
骨盤のゆがみが改善する
骨盤のゆがみは産後の方だけではありません。
日常生活では、女性に多い横座りやぺちゃんこ座り、右足を上にして足を組んでいたり、足首をねじる癖、前方加重による外反母趾や偏平足、靴の問題やすり減り、内股・ガニ股やO脚・X脚など、足元から骨盤のゆがみをつくっています。
その他には、尻もちや転倒などのケガ、スポーツや交通事故による大怪我では、さらに骨盤のゆがみが深刻になります。
足に問題があれば必ず骨盤はゆがんでいます。しかし足に痛みや不調を感じていなければ、ほとんど見過ごされています。
足さえしっかり整えば、骨盤そのものを調整しなくても骨盤のゆがみが改善することが多く、骨盤だけを整えようとしても、足のゆがみがあると骨盤はなかなか整わないことになります。
当院では、足のケガや骨折の既往歴、足裏や足のゆがみなど見て、総合的に足から骨盤矯正を行っていきます。
具体的には、足ゆびの調整、足裏の調整、足首の調整、すねの調整、膝の調整、股関節の調整、そして骨盤矯正になります。
その中でも、足の小ゆびや外くるぶしは多くの方がゆがんでいるため、必ずチェックします。
尻もちで尾てい骨を打ったり、骨盤を直接ケガしたことがある場合、骨盤を直接矯正する必要があります。
長期的な骨盤のゆがみや大怪我による骨盤のゆがみの場合、産後の骨盤矯正と違ってゆがんだ状態で固まってしまっているため、繰り返しの施術と運動などのセルフケアが大切になります。
ケガ落ち着いたり、ゆがみに気づいたら、できるだけ早く骨盤のゆがみを改善することをおすすめします。早ければ早いほど治りがいいためです。
当院では、足ゆびを１つ１つ整えて足底アーチがちゃんとつくれるように目指します。詳しくは、指の整体と効果をご覧ください。
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尿漏れが改善する
男性でも女性でも股間に力が入りにくく尿漏れでお悩みの方は多いです。
くしゃみやちょっとした動作で尿漏れしたり、おしっこを我慢しにくくなったりします。
骨盤が開き膀胱が下垂することで、骨盤底筋の働きが弱くなるためです。産後の女性やガニ股の高齢者に多いです。
足からの骨盤矯正と共に、内臓下垂の改善も必要になります。
骨盤を引き締めると共に、膀胱をリフトアップして、骨盤底筋がちゃんと働ける状態にしていきます。
体の軸が中心になく、外側重心になってしまっているので、内転筋など股間に力を入れにくくなっています。骨盤矯正でこれを改善していきます。
女性の場合、膀胱のうしろに子宮があり、男性以上に膀胱が圧迫を受けやすくなっています。
お一人お一人の膀胱の張りや鼠径部の硬さをチェックして、さらに下腹部を持ち上げるマッサージをしていきます。
さらに子宮や前立腺に対しても、腸骨ふち下部の滞りや癒着の解消と、太もも内側の柔軟性を改善していきます。
大腸・腎臓・膀胱・子宮・前立腺の滞りが改善すると下腹部が柔らかくなり、力が入りやすくなります。
症状改善には骨盤矯正と腸もみだけでなく、食生活や運動などご自身の努力も必要になります。
ヒップアップや下半身太りが解消する
ヒップアップや下半身太りの改善は、骨盤矯正の結果の１つとして起こるものです。
ヒップアップのために単に足を後ろにあげる体操をしても効果はありません。下肢のゆがみと共に、お尻やハムストリングなど下半身の後ろの筋肉を日常的に使っていないためです。
前ももばかり使って生活していると、お尻やハムストリングは使われなくなります。そうなるとさらに内ももも使われなくなり代謝が悪くなり、太ももの前と外ばかりが張った下半身太りが完成します。
一番簡単な骨盤体操は後ろ歩きです。お尻やハムストリング、内転筋を使って骨盤を締めながら歩くことができます。
骨盤矯正としては、まずは内転筋をゆるめ骨盤を締めやすい状態にします。内ももの代謝が悪い方はかなり痛みを感じます。
次に下肢を全体的に内股から外ねじりに使って、お尻で引き締めるようにトレーニングしたり、前ももを使わせないように固定して癖づけたりして、徹底的に足元からお尻に力が入るように仕上げていきます。
足ゆびが固まっている方には、足ゆびから調整していきます。５本すべてが整うことでさらに足が引き締まります。
当院オリジナルの骨盤矯正がおすすめの方
症状改善のため、こんな方におすすめです。
- 産後の骨盤矯正をご希望の方
- 骨盤のゆがみが気になる方
- 足のゆがみが気になる方
- 尿漏れでお悩みの方
- 慢性的な肩こり・腰痛でお悩みの方
- ヒップアップや下半身太りを解消したい方
- もっとキレ良く体を動かしたい方
まとめ
骨盤矯正の効果についてお伝えしてきました。
骨盤矯正のいいところは、様々なつらい症状改善のために行っていますが、副産物として体がしっかりするため、体幹バランスや体のキレが良くなることです。
また当院では骨盤矯正と言っても、骨盤だけでなく足のバランスやお腹の調子も整えることで、総合的に骨盤のゆがみを調整させていただいています。
骨盤は日常的な足癖が原因でゆがむことが多いため、靴の状態や立ち方・座り方など足をねじらないように気を付け、足の疲れも溜めないようにして、軽い疲れ・ゆがみのうちに骨盤矯正を受けていただくことをおススメします。
骨盤矯正で、あなたの元気と健康のお手伝いができたら幸いです^^（いぶき）
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