このページでは、腰痛と内臓整体・お腹の整体について詳しく解説しています。
- 飲み過ぎ・食べ過ぎの翌日に右側の腰が痛い
- 最近甘いものを取り過ぎていて左腰が痛い
- お腹がいつもパンパンに張っている
- 冷たい物の取り過ぎ・コロナの後遺症で腰が痛い
- 腰痛だけでなく便秘や下痢ぎみだ
腰痛の原因が内臓からきている場合、内臓の問題を改善することで、腰痛が早期に改善していきます。
ただし腰痛だけでなく、熱や全身症状があったり、尋常な痛みではない場合、内臓の炎症や病気の可能性があるので、必ず病院などの医療機関をまずは受診してください。
ここでは、病院の検査では異常がなくても、整体的に診て明らかに内臓に問題があって腰痛になっているケースについてお伝えします。
内臓やお腹が原因の腰痛
腰の痛む場所や動作により、内臓やお腹のどこに原因があるか、おおよそ想定することができます。
- 右腰が痛い場合は、肝臓・胆のう・右下腹部の張りを疑います
- 左腰が痛い場合は、胃・すい臓・左下腹部の張りを疑います
- 腰を反らして痛い場合、胃・膀胱・お腹全体の張りを疑います
- 前かがみで痛い場合、腰の上部が痛い場合、腎臓を疑います
- 便秘ぎみで腰痛の場合、下行結腸・S状結腸を疑います
- 下痢ぎみで腰痛の場合、小腸・上行結腸を疑います
お腹の張りは、お腹のむくみや血行不良、腰の奥にあるインナーマッスルの大腰筋・腸骨筋(腸腰筋)の過緊張が関係しています。
肝臓が原因の腰痛
肝臓は沈黙の臓器と言われ、限界になるまで肝臓そのものに症状を出しません。
頭痛やめまい、右の腰痛の症状などで、肝臓の負担を知らせているので、そのSOSを逃さないようにしてください。
肝臓が原因の腰痛では、右腰に痛みが出ます。
肝臓に負担がかかる原因としては、お酒の飲み過ぎだけでなく、油っぽいものや食べ過ぎも関係しています。金曜日に飲み会があり、土日に腰痛で来院される方が結構多いです。
腰痛でつらい間は、暴飲暴食を控え、粗食をおススメします。肝臓を少しの間休める必要があります。
また、お酒を飲んでいない方でも、疲労度が限界になると肝臓にかなり負担がかかります。連続勤務やストレスがかかる仕事、不規則な生活環境が思わぬ腰痛に発展するので注意が必要です。
肝臓に対する内臓整体・お腹の整体
腹部八反応点の十二指腸のポイントに施術を行います。右みぞおちと肋骨まわりに対して施術します。
【関連記事】 腹部八反応点について
さらに、下肢にある内臓のツボを刺激する「高野流圧診療法」により、右太ももの内側にある肝臓のツボを刺激します。
かなり痛いツボですが、肝臓あたりの血行が一気に良くなり、ほとんどの方が温かくなるのを感じます。
肝臓のツボだけで、右の腰痛が改善する方もいらっしゃいます。
頭の疲労度が強い方には、頭頂部にある内臓のツボも刺激します。
この2つのツボは、肝臓の調子を整えるので、右の腰痛はもちろん、頭痛・めまいにも効果的です。当院では、通常の整体院では行わない「内臓整体・お腹の整体」を行って腰痛改善をサポートしています。
胃が原因の腰痛
胃は肝臓に比べ、ストレスや変な食べ物を食べるとすぐに体が反応します。
頭痛や胃痛、左の腰痛の症状などで、胃の負担を知らせているので、そのSOSを逃さないようにしてください。
胃が原因の腰痛では、左腰に痛みが出ます。
胃に負担がかかる原因としては、甘い物の食べ過ぎ、咀嚼不足(よく噛んで食べていない)が関係しています。左の腰痛と共に、体のだるさ・むくみを感じる方が結構多いです。
腰痛でつらい間は、甘いものを控え、良く噛んで食べることをおススメします。胃を少しの間休める必要があります。
また、甘いものを食べていない方でも、無理や我慢が限界になると胃にかなり負担がかかります。いつも我慢して言いたい事を言っていない、つい遠慮して本音を心に仕舞い込んでいる、このような無理のある日常生活が腰痛に発展したりします。
胃に対する内臓整体・お腹の整体
腹部八反応点のすい臓・胃のポイントに施術を行います。左みぞおちと肋骨まわりに対して施術します。
さらに、下肢にある内臓のツボを刺激する「高野流圧診療法」により、左太ももの内側にある胃のツボを刺激します。
かなり痛いツボですが、胃周辺の血行が一気に良くなり、ほとんどの方が温かくなるのを感じます。
胃のツボだけで、左の腰痛が改善する方もいらっしゃいます。
頭の疲労度が強い方には、頭頂部にある内臓のツボも刺激します。
この2つのツボは、胃の調子を整えるので、左の腰痛はもちろん、頭痛・肩こりにも効果的です。当院では、通常の整体院では行わない「内臓整体・お腹の整体」を行って腰痛改善をサポートしています。
腎臓が原因の腰痛
腎臓は背骨や大動脈・大静脈の近くにある体の一番深部にある内臓で、お腹の表面ではなく背中側にあります。
肋骨の下端からお臍のラインにかけて位置するので、腰痛でも比較的上部に現れます。
背中の痛みの原因にもなります。
腎臓に負担がかかる原因としては、アイスクリーム・氷など冷たい食べ物、果物、夏野菜など冷やす野菜、添加物が関係しています。
食べ物以外では、薬、化学物質、コロナ・コロナの後遺症、電磁波が腎臓にとてもダメージを与えます。
腎臓は泌尿器系の臓器で、血液をろ過して不要な代謝産物や過剰な水分を取り除き、尿として排泄します。体の毒素を最終的に集め排泄しているので、詰まってはいけないのです。
化学薬品は皮下吸収により体に溜まってしまうので、最小限に使う必要があります。最近ではコロナ・コロナの後遺症で腎臓が硬くなって腰痛の方が増えています。
腎臓は体のバランスの中心であり、背中を冷やしたり、腎臓を中心に体を動かしていなかったり、体幹バランスが悪い場合、腎臓に何らかの問題があります。
腎臓に対する内臓整体・お腹の整体
腹部八反応点の腎臓のポイントに施術を行います。お臍のラインに対して左右深部に手を入れて施術します。ポイントを押さえると腰や背中に鈍い痛みが響きます。
さらに、下肢にある内臓のツボを刺激する「高野流圧診療法」により、左右太ももの内側・ふくらはぎの内側にある腎臓のツボを刺激します。
かなり痛いツボですが、腰の上部が楽になっていきます。
腎臓の形は「耳の形」と類似しているため、耳のマッサージも大切です。左右で耳の硬い側の腎臓が悪いので、セルフケアとして耳のマッサージをおススメしています。
内臓・お腹の問題による腰痛の施術方法
お腹を直接施術するだけでなく、太ももの内側や頭のてっぺんにある内臓のツボを刺激して、内臓への血の巡りを改善していきます。
太ももの内側のツボはかなり痛い部分ですが、通常の腰痛治療で改善しない場合、効果があります。
①内臓に対する太ももへの施術
太ももにある内臓のツボを刺激する「高野流圧診療法」により、右の腰痛の方には右太ももの内側にある肝臓や小腸のツボ、左の腰痛の方には左太ももの内側にある胃や大腸のツボ、上部の腰痛の方には左右ふともも・ふくらはぎ内側にある腎臓のツボを刺激します。
かなり痛いツボですが、各臓器あたりの血行が一気に良くなり、ほとんどの方が温かくなるのを感じます。
内臓のツボだけで、右の腰痛・左の腰痛が改善する方もいらっしゃいます。
②肝臓/胃に対する頭頂部への施術
頭の疲労度が強い方には、頭頂部にある内臓のツボも刺激します。
③お腹への施術
あお向けで、腹部八反応点への施術と共に、お腹の延命学によりお腹をリフトアップさせるようにほぐしていきます。お腹が柔らかくなって内臓下垂が改善すると、腰の痛みが楽になっていきます。
【関連記事】 延命学について左右の腰痛以外にも、中央部の腰痛・骨盤部の腰痛などにより、腎臓・小腸・大腸・すい臓・膀胱に対するツボも刺激する場合があります。
内臓・お腹の問題による腰痛でお困りの方はお気軽にご相談ください。
当院には、慢性的な腰痛、腰を揉むだけでは楽にならない腰痛、強いマッサージが苦手な患者さまが多く来院されています。
また姿勢やセルフケアなどを覚えて根本的に改善したい方、副作用がない方法を考えている方など、お気軽にご相談ください。
【関連記事】 胃下垂・内臓下垂
当院へのアクセス
いぶきカイロプラクティック
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