マスクによる頭痛・めまいと予防

いぶきカイロプラクティック院長 高橋良昌

新型コロナウィルスの対策としてマスク生活が毎日続いています。

元々呼吸が浅い方には、歩きながら、走りながらのマスクは酸欠を引き起こし、とてもしんどいのではないでしょうか。


慣れないマスク生活で息苦しくて頭痛やめまいになっている方が多くなっています。

マスクによる頭痛・めまいについて解説していきます。

マスクによる頭痛・めまいの原因

口呼吸よりも鼻呼吸がちゃんとできているかで、酸素を吸える量が違ってしまいます。

マスクによる鼻呼吸できない状態で、マスク頭痛が起こっています。

さらに、耳にかけるマスクの紐の圧迫と、耳が引っ張られることで、偏頭痛やめまいを引き起こします。

耳の前には頭へ向かう動脈が通るため、ここが圧迫されてしまうと血流が悪くなってしまうということです。

耳の周りは大事なところなのです。

マスクによるのぼせた頭痛・更年期障害

マスクが蒸れて血流が頭や耳から下がっていかないと、のぼせた様な頭痛やホットフラッシュといった更年期症状を引き起こします。

もともと更年期障害でお悩みの方は、マスクによる耳の圧迫は最小限にしたいところです。

特に右の耳まわりの緊張をゆるめて、血流が下がる状態にしたり、少し耳の裏を冷やしてあげるのも効果的です。

マスクで不調になる人とならない人

実は、体のバランスによってマスクが苦手な人と平気な人がいます。

マスクで不調になりやすいのは、右が軸足の人です。

右軸足の人の多くは、左耳がうしろ方向に元来動きやすく、マスクをすると前方向に引っ張られるため、何となく苦痛を感じてしまいます。

逆に、左軸足の人の多くは、右耳が前方向に動きやすく、マスクして引っ張られる方向と一致するので、影響が少ないことがあります。

しかし、マスクにより鼻呼吸がしにくいのは変わらないので、絶対的なものではないですが、ご自身でも確認してください。

右軸足とは右足での片足立ちがしやすかったり、ショルダーバックを右斜め下にかけたりする側になります。左は逆になります。

これは「縦巻き横巻きの法則」というもので、当院の姿勢診断のメインで使っています。

予防策やセルフケア

1.耳に負担をかけ過ぎないマスクを選ぶ。

2.できる範囲でマスクをしない時間をつくる。

3.よく噛んで食事をしたり、あくびをして耳や顎まわりを動かす。

4.右軸足の人はマスクを外したら、左耳をうしろ斜め上方向に軽く引っ張ってあげる。

5.鼻から吸って口から出す深呼吸をしてみる。


マスク生活はこれからも必要になります。

マスクで体調を崩している方にはとてもしんどいですが、自分なりの対処法を見つけてください。

自分では難しい場合、当院でよろしければご相談ください。

当院では体のバランスを見直すことと、セルフケア指導などのアドバイスによる改善を大事にしています。

自分で自分の体を守れるようにもなっていただいています。

カウンセリング

コロナ頭痛・めまいに対するお手伝いができたら幸いです^^(いぶき)

当院へのアクセス

いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩5分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい

営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
TEL 0120-184-497

周辺地図

2021年1月6日 | カテゴリー : 頭痛 | 投稿者 : admin