
- 朝起きたら首が痛くて動かせない
- いつも寝起きに首が痛くなる
- 寝違えがなかなか治らない
- 頻繁に寝違えになる
- 重度の首こり・肩こりがある
寝違えについて
寝違えの多くは、朝起きると首が痛くて回らない・動かせないといった症状です。
寝ている時の姿勢が原因で、首に負担がかかってしまって、首が痛くなります。
首だけの問題ではなく、体の柔軟性が不足して、布団やベッドにしっかり背中がついて眠れていない状態が影響しています。
また、寝起きではなく、日常の何気ない動作で不意に首が痛くなることもあります。
- 頭を洗っていて、鏡を見ようと顔を上げた時
- 美容室であお向けで頭を洗ってもらっている時
- 車の運転で、バックを見ようと後をふり向いた時
- 椅子の下に物が落ちて、手を伸ばして拾おうとした時
- デスクワークや長時間の同じ姿勢から、不意に首を動かした時
実は普段から首の可動域が悪くなっていると、日常のちょっとした動作で寝違いを起こしてしまいます。
通常は寝違えになっても1週間もすれば、自然治癒力が働き回復するものですが、一生懸命に首をマッサージしたり、ストレッチして回復が遅れてしまうケースを良くみます。
首に炎症がある場合、無理に首の筋肉をマッサージしてはいけません。
頚椎のゆがみがある場合には自然には回復しないので、専門家による調整も必要です。
また、首の痛みの多くは首に原因がないことも多く、全身をみて原因を突きとめることも大切になります。
首の筋肉や靭帯、首の関節が問題となっていますが、もっと土台の肩甲骨や背骨・肋骨のゆがみ、お腹の張り、手足の指のゆがみが隠れた原因となっています。
布団やベッドで寝ても首に負担がかからない体の柔軟性、日常生活で首の可動域を制限させない体の柔軟性を取り戻すことが大切です。
基本的な首の痛み・首こりについては、下記のリンクで詳しく解説しています。
肩が上がった姿勢と寝違え
いかり肩のように肩が上がった姿勢は、首が短くなったように見えます。
実際に首が短くなったわけではなく、首と肩の距離が縮まっているだけです。
この肩が上がった姿勢は、首や肩を緊張させ首こり・肩こりの原因となり、首の可動域が狭くなります。
この姿勢が続いていると、寝ている時や不意な動作で首を痛めやすく、寝違えを起こします。
当院では、寝違えの方だけでなく、肩が上がった姿勢の方には、「減腔」といって肋骨を閉じて肩を脱力させる施術を行います。
脱力すると、首筋に余裕が出来て、首の可動域と呼吸が楽になっていきます。
緊張や同じ姿勢は肩に力が入りやすいですが、普段から肩の力みに気づいて脱力することが大切です。
手首・足首・指の硬さと寝違え
どんなにリラックスしようとしても、手首・足首や末端の手指・足指が硬くなっていたら、体の緊張を抜くことができません。
手足は日常生活で一番よく使う箇所であり、精神的な状態もよく現れます。
手が力んだ状態での日常動作やスポーツ、自分に合わない靴や歩き方などにより、知らず知らずに手首・足首・指先のいずれかが硬くなっていると、絶えず首に緊張をつくってしまいます。
寝違えの方に比較的多いのが、足指がつまったように固まっていたり、手首が固まって揺らしても動かなくなっている状態です。
足指のつまりを伸ばし、手首のロックをゆるめると、首がゆるんでいきます。
首の可動域が良くなり、寝違えが改善しやすくなります。
手を酷使するお仕事やドライバー・育児中の方は、手首や指先のケアが大切です。
立ちっぱなしのお仕事や硬い靴を履いている方、自分に合わない靴を履いている方は、足首や足指のケアだけでなく、体の土台を支える足底アーチがなくなっていないかチェックことが大切です。
過呼吸と寝違え
自然な呼吸では、息を吸う時に横隔膜や外肋間筋が肋骨全体を拡げるメインとなり、首のつけねにある斜角筋が補助筋として働きます。
しかし、過呼吸のような交感神経が優位な状態では、斜角筋ばかりが過剰に働き、首の前側の緊張が強くなります。
首の前側が緊張した状態では、左右をふり向く動作が極端に制限されるため、不意な首の動作で寝違えを起こしてしまいます。
緊張やストレス、首の痛みのために一時的に首が硬くなっている場合には、息を吐きながら斜角筋の緊張をほぐしてあげることで、早期に寝違えが改善していきます。
寝違えがなかなか治らない方・寝違えを起こしやすい方は、斜角筋の緊張により、第1肋骨と第2肋骨が持ち上がって固まってしまいることがあります。
この場合には、第1肋骨と第2肋骨を下げる調整が必要で、肋骨の可動性が改善することで、首の筋肉の負担が減り徐々に寝違えが改善していきます。
以前から肩のこりで固まっていると思っていたら、第1肋骨の盛り上がりだったという方もいらっしゃいます。
寝違えに対する当院の施術方法
寝違えの原因は首だけではありません。
交感神経が優位な状態で、脱力できないことが原因です。
痛みのために体の力が抜けなくなっていますが、息を吐くことを意識しながら、脱力を目指します。
上半身が脱力するためには、下半身が安定していることが大切なので、足元からバランスを整えていきます。
①足指・足首への施術
相命整体という指先に特化した整体により、小趾から拇趾まで順番に、足指と足底アーチを調整していきます。
足首は、縦巻き横巻きの法則を使って、あなたに合ったバランス調整を行います。
下半身がしっかり安定すると、上半身が脱力して首の緊張がゆるんでいきます。
②手ゆび・手首への施術
相命整体という指先に特化した整体により、小指から母指まで順番に、指と手のひらを調整していきます。
手首は、寝違えの方なら必ず硬くロックしているので、手首を脱力してゆらせるように調整していきます。
指先と手首がゆるむと、首の緊張はさらにゆるんでいきます。
③うつ伏せで肩が上がった姿勢への施術
肩が上がって首が短くなってしまった姿勢を、減腔(げんくう)という肋骨調整で肩を下げるように整えていきます。
肩が下がることで首のスペースができて、首のつねけの詰まった感じがなくなっていきます。
さらに、肩が下がることで、交感神経優位の過呼吸から脱力した自然呼吸へと誘導されます。
④首の施術
首の前側の胸鎖乳突筋・斜角筋の緊張をゆるめることが大切です。
呼吸を誘導しながら、痛みが出ない範囲で脱力をサポートしていきます。
慢性的な肩こりや寝違えを繰り返している方には、第1肋骨・第2肋骨が上方にロックしているかチェックして、必要に応じて調整も行います。
寝違えでお困りの方はお気軽にご相談ください。
当院には、急な寝違え、なかなか治らない首の痛み、首を揉むだけでは楽にならない首こり、強いマッサージが苦手な患者さまが多く来院されています。
また姿勢やセルフケアなどを覚えて根本的に改善したい方、副作用がない方法を考えている方など、お気軽にご相談ください。
当院へのアクセス
いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい
営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
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