息苦しい・呼吸が浅いお悩みの方へ


息苦しい・呼吸が浅い

このページでは、息苦しい・呼吸が浅い症状に対する当院の施術方法について詳しく解説しています。

  • 呼吸が浅い、息がしづらい
  • 深呼吸がうまくできない
  • 胸が苦しい
  • 熱はないのに風邪がなかなか治らない
  • 耳下腺などの唾液腺のつまりを感じる
  • つばを飲み込むにくいなど喉に違和感を感じる
  • 呼吸が苦しく、頭痛や肩こりが激しい

お薬を飲んでも、内科や耳鼻咽喉科で処置してもらっても良くならない「息苦しさ・呼吸が浅い」でお困りの方はお気軽にご相談ください。

息苦しい・呼吸が浅いとどうなる?

呼吸は人が生きるために最も大事な生理現象です。

息が苦しい、呼吸が浅い、鼻呼吸でなく口呼吸になっているなどの呼吸の問題は、放置してはいけません。

緊急を要する場合、必ず病院での診察を受けてください。


まず初めに、息苦しいと酸欠になってしまうため、命に影響してしまいます。

全身でどんな症状があっても、呼吸の問題以上に大切なものはありません。

呼吸が浅くなると、血行も悪くなり、全身に酸素が行き渡らなくなります。

肩が酸欠だと肩こり、頭が酸欠だと頭痛、全身にダメージを与えます。

どんな症状でも、呼吸の問題をまず最初に解決する必要があります。

慢性症状の方ほど、自分が呼吸が浅くなっている事に気づかなくなっています。

息苦しさ・呼吸が浅い原因について

もし病院の検査で問題がなかったり、なかなか改善しない場合、次のような原因が考えられます。

喉や肺・心臓そのものに異常がなくても、実は、呼吸に必要な肋骨や肋骨まわりの筋肉が硬くなっているだけで、呼吸の異常が起こってしまう事が多くあります

自分の胸に触れて、胸の筋肉がガチガチに硬くなっているかチェックしてください。また身体をねじったり前後左右に動かして肋骨の柔軟性があるかもチェックしてください。

多くの場合、胸を張った姿勢、背筋を伸ばした姿勢で身体を緊張させている事が原因です

一般的に言われている見た目にいい姿勢が、呼吸のしにくい身体にしているのです。

ある程度、呼吸が正常にできる脱力した姿勢でいたいところです。

そして最も重要なのが「口呼吸ではなく鼻呼吸」になっているかという事です。正しい呼吸は鼻から吸って口から吐くものです。この呼吸のことを横隔膜呼吸といいます。

横隔膜呼吸では、肩が上がったり、お腹が前に突き出るような動きではなく、肋骨の外側・脇腹が横に膨らむように動きます。

さらに深い呼吸が「口呼吸ではなく鼻呼吸」は変わらず、前側の肺で吸うのでなく、「背中側の肺で吸う」ことです。吸う時に重心が後ろになって背中が丸くなって膨らみ、吐く時に重心が前に戻り脱力するものです。この呼吸のことを背中呼吸といいます。

背中呼吸では、一般的に行う胸を張って息を吸うのではなく、背中を丸めて後ろの肺で息を吸います。座った状態では、ロッキングチェアに座っているように、後ろに行って前に戻るといった自然な呼吸で、胸式呼吸のような余計な力みは必要ありません。

なぜ背中呼吸がいいかと言うと、肺の大きさが、前側よりも後ろ側の方が1.5倍ほど大きいからです。背中の方がいっぱい吸えることになります。

走った後を思い出してください。膝に手をついて背中を丸めて吸っていますよね。本当に酸素をいっぱい吸いたい時には、何も知らなくても自然に背中呼吸をしているのです。

横隔膜呼吸や背中呼吸が自然にできるようになると、呼吸の問題は解決していきます。

マスク生活で鼻呼吸がしにくくなっています。定期的に鼻を開放して、鼻をすするように大きく呼吸することを思い出してください。

当院がチェックするポイント

姿勢と肋骨の硬さ

姿勢

最も重要なのが胸がガチガチに硬くなっていないかです。

無理に胸を張った姿勢は、サランラップを巻いたかのように肋骨を固め、呼吸を制限してしまいます。ある程度の脱力姿勢であれば、呼吸ができる余裕をつくってくれます。

理想的な背中呼吸になっているかをチェックします。多くの場合、胸を張って前側の肺で息を吸っているので、背中を丸めて後ろ側の肺で吸うようにアドバイスします。

恐らく、今までしてきた呼吸と違うので、最初は戸惑うでしょう。

また食事で咀嚼する際、ほっぺたをちゃんと使って噛むと、喉や胸を使って噛むため、胸が硬くなることはありません。歯だけで噛んでいる方は顎関節症だけでなく、呼吸も浅い傾向があります。

首と喉の硬さ

喉

喉の問題でも、先ほどのほっぺたを使った咀嚼が必要で、顎だけで噛まないことが大切です。

ほっぺたが硬い方は、首や喉まで硬くなっています。

さらに手指のゆがみが首と喉の問題と関係があります。

スマホなどで日常使う「親指が喉」と関係し、「人差し指が首」と関係します。

親指と人差し指は多くの方がゆがんでいるので、とても大事なチェックポイントです。

横隔膜とお腹の硬さ

横隔膜

最終的に深い呼吸ができるかどうかは、腹腔と胸腔の境目にある横隔膜の柔軟性が重要になります。

鼻呼吸をする事で、横隔膜が動いて肋骨を横に広げます(横隔膜呼吸)。口呼吸の場合は、肩が上りやすく、お腹も前に突き出すような動きになり、呼吸が浅くなっていることがわかります。

長寿の方や健康な方ほど、呼吸が深く、やわらかく横隔膜が動きます。

横隔膜は、胸を張る姿勢では動きにくく、脱力姿勢で動きやすくなります。

みぞおちに触れてガチガチの方は、横隔膜が固まっている状態です。

横隔膜が硬いと、腹圧をかけることができず、便秘やぎっくり腰などの根本原因にもなります。

 

息苦しさ・呼吸が浅い症状に対する当院の施術方法

鼻呼吸を身につけ横隔膜を使うことで、喉・肺・心臓の機能低下を改善することが最大の目的になります。

肋骨・首(喉)・手指・横隔膜(お腹)へのアプローチにより、あなた本来のちゃんと呼吸できる身体に戻していきます。

①うつ伏せで肋骨への施術

減腔(げんくう)という肋骨・背骨の柔軟性を取りもどす施術と共に、世間の姿勢の常識とは違うアドバイスにより、意識の面から脱力したあなた本来の自然な姿勢にしていきます。

この減腔により背中呼吸が自然にできるようになっていきます。

うつ伏せの施術

②うつ伏せで頭蓋骨・仙骨への施術

頭蓋骨と仙骨にアプローチすることにより、頭部のゆがみ・骨盤のゆがみ・脳脊髄液の流れを改善し、全身に呼吸がまわりやすい状態にしていきます。

頭が疲れている方、脳脊髄液の流れが悪い方には、特に効果的です。

うつ伏せの頭蓋骨・仙骨への施術

③肺・心臓に対する肋骨間への施術

鎖骨の下・第二肋骨・第三肋骨・第四肋骨の癒着をはがすようにほぐしていきます。肺と心臓の滞り、唾液の滞りが改善していきます。

歯だけで噛んでほっぺた使わなかったり、良く噛まず丸のみしているような咀嚼の問題が根本原因です。

施術では一時的に解消することができますが、日常生活習慣をちゃんと変える必要があります。この辺の知識とアドバイスが将来にわたり効いてきます

肋骨間の施術

④手指の施術

人差し指と親指の関節を調整することで、指が柔らかくなるだけでなく、首や喉がの緊張がゆるんでいきます

日常で一番使う手指には時間をかけて丁寧に施術しています。

手指の施術

⑤横隔膜・お腹の施術

深い呼吸をするためには、みぞおちは柔らかくなっていなければなりません。

みぞおちを中心にお腹全体が柔軟性を取り戻し、お腹が温かくなり、ちゃんと腹圧が使えるように整えていきます。

みぞおちが硬いと、呼吸だけでなく、便秘やぎっくり腰の根本原因にもなります。

お腹の施術

⑥鼻呼吸・横隔膜呼吸・背中呼吸を身につける

鼻呼吸

どんなに施術をしても口呼吸を続けていては、呼吸の問題は解決しません。

鼻から吸って口から吐くといった鼻呼吸をマスターしていただくため、そのコツをお伝えします。

マスク生活もあり難しい場合もありますが、初めのうちは意識をもちながら、少しずつ自然にできるようにアドバイスさせていただきます。

まずは肋骨の柔軟性を回復し、脱力できる身体にしていきましょう。

息苦しい・呼吸が浅いお悩みの方はお気軽にご相談ください。

当院には、内科・耳鼻咽喉科やお薬を飲んでも改善しない呼吸でお悩みの患者さまが多く来院されています。

また姿勢やセルフケアなどを覚えて根本的に改善したい方、副作用がない方法を考えている方など、お気軽にご相談ください。

 

当院へのアクセス

いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい

営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
TEL 0120-184-497

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