このページでは、目の奥の痛み・群発頭痛に対する当院の施術方法について解説しています。
こんな群発頭痛の症状でお悩みではありませんか?
- 目の奥がズーンと痛い・重い
- 眼科でもらった目薬をつけても効果がない
- 眼精疲労というより、頭痛を伴う目の奥の激しい痛み
- 目の奥に激痛で、目の充血・涙や鼻水が止まらない
目の奥の痛み・群発頭痛について
目の奥の痛みは、当院でも比較的多く来院されます。
目の疲れや目そのものの問題であれば、眼科や目薬で改善しますが、目の奥の症状は改善しないことが多々あります。
あまりにも痛みや症状が強い場合、病院で脳内を診てもらうことをおススメします。
病院の検査で問題ない場合、当院がお役に立ちます。眼科や病院で肩こりが原因と言われて、来院される方が多いです。
「目の奥の痛み」は、目の疲れではなく、後頭部や首のゆがみが原因で、眼圧が高まることによる「頭痛の1つ」です。
その中でも、目の奥の血管が拡張して炎症が起きることで、片目の奥がアイスピックでえぐられる様な激しい痛みを伴うものが「群発頭痛」です。
群発頭痛は、尿路結石・心筋梗塞と並んで「世界3大激痛」の1つに数えられています。
群発頭痛は、頭痛持ちの3~5%と比較的発生率が低く、30~40代の男性に多く見られます。また勤務時間や生活習慣が不規則な男性にも多く見られます。
2~3年に1回、こめかみや左右どちらか一方の眼の周囲に激烈な痛み、ハンマーで殴られたような痛みがおこります。
一旦痛みだすと1ヶ月ぐらい続き、ある日また消える。そして、何事もなかったかのように2~3年が経過し、またやってきます。
1回の痛みが1~2時間、1日に数回続きます。
目のすぐ後ろにある血管が何らかの原因で拡張して、炎症が起こることによって発生します。目の周りが痛み、涙が出てきたりするのは、そのためだと考えられています。
目の本体は、脳の後ろにあるってご存知ですか?
目にうつった情報は、視神経を伝って、脳の最も後ろ「後頭葉」にある「視覚野」に達します。
そして、<ものをみる>という感覚が生じます。
視覚野のある後頭部に問題があると、目の奥の症状として現れます。
さらに、頭が締め付けられるような、頭がすっきりしない症状を訴える方もいます。
これは帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という頭皮の下にあり頭蓋骨を覆っている組織が関係しています。
帽状腱膜が緊張すると、帽子のように頭を包んでいるため、頭を締め付けるような症状がおこります。
その起点となるのが後頭部です。
目をしっかり休めたり、目薬を差しても目の奥の痛みが解消されない場合、後頭部のコリがないかチェックしてみてください。
目の奥の痛みを起こしている後頭部の筋肉
後頭部の下には、小さくて精密な筋肉が深いところにひしめき合っています。
(濃い赤色の筋肉です:後頭下筋群)
この筋肉は、首を左右にまわしたり、頭を傾けたりする主な役目がありますが、頭のバランスの監視役でもあります。
どういう事かというと、体のバランスが崩れて、骨盤の左右の高さや、肩の高さが狂っても、目線を水平に保とうとして、首の上部の筋肉でバランスをとっているのです。
この小さな筋肉たちは、絶えず緊張を強いられていることになります。
また、本来は目線が水平にならないと気持ち悪いのですが、変な姿勢が癖づいたり、頭のゆがみがあって、顎を水平に保つバランスになっていると、頭が傾いた状態になり、後頭下筋群がなおさらガチガチに硬くなってしまいます。
後頭下筋群がガチガチになると、首の上部のねじれも起こり、近くを通る「視神経」の圧迫となって、眼圧が高まり、目の奥の痛みが起こります。
目の奥の痛みが出るのは、後頭下筋群の緊張が原因ですが、後頭下筋群に負担がかからないように、骨盤や肩の高さなど全身のバランスを改善していきます。
目の奥の痛みを起こしている首のゆがみ
まぶたの上から目を軽く押した時、左右で硬さの違いがあったり、片側だけ飛び出ているように硬く感じる場合、眼圧が高くなっている可能性があります。
眼圧が高いと、目の奥が押されるような痛みや重さを感じます。あまりにも眼圧が高いと、まぶたの上から押されても嫌な圧迫感を感じます。
首がゆがんでしまうと、脳脊髄液が通る脊柱管を狭めてしまいます。
背骨の方へ流れにくくなった脳脊髄液は、頭の中に溜まることになり、頭の中の水圧を高めてしまいます。
目の神経や眼球も脳脊髄液で満たされているため、頭の中の水圧が高まると、眼圧を高めて目の奥の痛みを引き越します。
首のゆがみが改善され、脳脊髄液の流れがスムーズになると、眼圧は下がり、目の奥の痛みも解消していきます。
眼圧が下がると、まぶたの上から目を押された感じが、はじめと違ってやわらかく感じるようになります。
当院が考える群発頭痛の隠れた原因と改善方法
群発頭痛の直接の原因は、片目の奥の血管が拡張して炎症が起こるためです。
これは偏頭痛の原因である、脳の血管が拡張して炎症が起こることと同様です。
群発頭痛・偏頭痛がある方は、「お腹がいつも張っている」、そして「足が硬く血行が悪くなっている」といった共通点があります。
お腹の張りは腸内にガスが過剰に発生しているためです。ガスによるお腹の膨満で、リーキーガット(腸もれ)と腸の炎症が起き、この炎症が炎症性サイトカインというメッセージ物質により、血管を通じて脳に飛び火したもが、群発頭痛や偏頭痛です。
つまり、腸内環境の乱れが根底にあるため、食生活の見直しが必要です。
さらに、お腹の張りにより鼡径部が圧迫され、足元への血行不良が起こって、ふくらはぎや足ゆびまで硬くなっています。
本来、「頭寒足熱」と言って、足元が温かく頭が涼しい状態が理想ですが、頭の血管ばかり拡張して、足元の血管が細く血行不良になっていれば、当然頭痛の原因になります。
群発頭痛では、目と関係する「ふくらはぎの内側と足の親指」を特に柔らかくすることが効果的です。
目の奥の激痛ですが、頭や目ばかりに囚われず、頭から足元に血流が流れるルートをつくるように、お腹や足元を整える方が実は重要なのです。
目の奥の痛み・群発頭痛の原因をまとめると
- 目の本体は後頭葉、つまり後頭部にある
- 後頭部の小さな筋肉たちが視神経を圧迫してしまう
- 首のゆがみが脳脊髄液の流れを悪くし眼圧を高めてしまう
- 群発頭痛は、お腹の張り・足元の血行不良が隠れた原因
目の奥の痛み・群発頭痛に対する当院の施術方法
後頭部のつまり解消、頚椎のズレ改善のどちらも必要です。
群発頭痛はさらに、お腹と足元の施術が大切になります。
目の奥の痛みの原因となる4つの血行不良に対して施術していきます。
①後頭部と首のつけ根の施術
「頭蓋骨調整」と「ヘッドマッサージ」を組み合わせた頭部リラックス操法という独自の整体で、後頭部と首のつけ根のつまりを解消していきます。
後頭部への直接の施術が最も効果的です。
②眼圧を下げる施術
首のゆがみが原因で、視神経や眼球を満たしている脳脊髄液の流れを悪くし、眼圧を高めてしまいます。
頚椎の2番・3番を中心に、眼圧調整操法を行います。
眼圧が減少すると、まぶたが柔らかくなり、目の奥の痛みも改善していきます。
③うつ伏せで背中側の施術
背骨や骨盤のねじれをチェックし、背中や腰の筋肉の盛り上がり度合いを診ていきます。
ボキボキしない優しい整体で、背骨・骨盤・肋骨などの骨格調整を行い、関節のズレと神経の流れを改善していきます。
肩甲骨の外側、脇、背中、腰部、臀部、太もも、膝裏、ふくらはぎに対してリンパマッサージを行い、血液・リンパの流れを改善していきます。
④お腹・太もも・ふくらはぎへの施術
さらにあお向けや横向きでも、延命学という特殊なリンパマッサージで、ふくらはぎ・太もも・お腹をリフトアップさせるようにほぐしていきます。さらに足裏・足首の調整まで行うことで、足やお腹が柔らかくなり総合的に全身の血の巡りが良くなっていきます。
群発頭痛については、お腹の施術・足元の施術が最も効果的な場合があります。
根本的な改善には「食生活」の改善も必要になります。
【関連記事】 食事指導・体質改善教室
目の奥の痛み・群発頭痛の多くは、食生活の見直しが必要です。テキストを使って段階的に体に影響を与える食事を理解することで、自分で自分の体を守れるようになります。
目の奥の痛み・群発頭痛でお困りの方はお気軽にご相談ください。
当院へのアクセス
いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい
営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
TEL 0120-184-497