このページでは、体の歪み・バランスについて、ゆがみ改善に対する当院の施術方法について詳しく解説しています。
- 肩の高さが左右で違う
- いつも顔や身体が右に傾いている
- 横座りをするとで片側しかできない
- カバンやショルダーバックの持ち手、肩にかける側はいつも同じだ
- 片足立ちが安定しないでフラフラする
- ラジオ体操やヨガなどで体をケアしているのにバランスが悪い
- 掃除や草むしりをすると、身体が歪んでめまいや体調が悪くなる
体の歪みとバランスについて
体の歪みとは、見た目だけでなく、痛みやしびれ・バランスの悪さなど、お身体に何らかの支障が出ている状態です。
逆に、体が歪んでいるように見えても、何の支障もなく生活できている状態は、バランスが取れた身体だということです。
大事なのは、体のバランス力!
それでもやはり、できるだけ真っ直ぐに近づくことができれば、見た目もきれいな姿勢になります。
では、なぜ体は歪んでしまうのでしょうか?
それは「重力」の影響です。
人間はビルなどの建物と違って、土台が傾いても、何とかバランスをとって目線を真っ直ぐに安定させます。
無意識に全身の筋肉を働かせ、傾いた体を筋力を使って立て直しています。
この余計な筋肉の働きが慢性的に続き固定化された状態が、体の歪みであり、疲労や痛み、バランスの悪さの原因になっています。
この体の歪みのきっかけとなる場所は、主に5つあります。
- 土台である「足」
- 座った姿勢での「股関節」
- 日常一番使う「手」
- 咀嚼をするときの「顎」
- 物を見るときの「目や頭」
この中で最も重要なのが、土台である「足」です。
足首の捻挫、偏平足、ハイアーチ、外反母趾、内反小趾、浮き指、縮こまった足指など、足の安定感がないことが、身体のゆがみの始まりとなります。
さらに、靴底が擦り減った靴、自分の足に合わない靴、自分の足に合わないインソールなど、履物の影響が体の歪みの根本原因だったりします。
本来は裸足が一番ですが、できるだけ素足感覚に近い履物を選んでほしいところです。
歳をとっても自分の足でしっかり歩ける方は、バランスが比較的良く、健康的で自分に合った無理のない姿勢をしています。
歪みを引き起こす身体の使い方
肩がすくんで緊張した姿勢よりも、余計な力みが抜けた脱力姿勢の方が、身体はゆがみません。
小さな子供の脱力した柔らかい動きを連想してみてください。
何かくねくねと動いているように連想できないでしょうか?
例え身体が硬くても、全身が連動した動きであれば、歪みが少ない状態になります。
なぜ身体を緊張させてしまうかというと、身体を中心(体幹)から使う習慣がなく、手足の指先だけなど、末端から動かす習慣が癖づいてしまっているためです。
身体を中心部から使うと、全身が連動し、身体を固めないようになります。
手足の指先が硬い方は気をつけてください。手のひら・足の土踏まず・お腹など、中心部を使うようにしましょう。
縦巻き・横巻きの法則と母親からの遺伝
内司和彦先生が研究・開発された「縦巻き横巻きの法則」
人は右半身と左半身では対称ではなく、どちらか一方が縦方向の走行、もう一方が横方向の走行になっていて、これで体のバランスをとっているというものです。
この右半身・左半身の特性は母親からの遺伝で、男の子と女の子で異なります。
- 男の子(息子)➝ 母親と逆
- 女の子(娘) ➝ 母親と同じ
日常生活で、この左右の特性に逆らった身体の使い方をしていると、歪んでしまいます。
例えば、右縦巻き・左横巻きの方が、右手で横方向にテーブル拭きをしていると、右肩や腕が硬くなり体が歪んでいきます。
もし歪みを直すなら、右手は縦方向にテーブル拭きをすることになります。
日常生活や運動をしている時も、常にこの法則は働いています。
体の歪みが少なく、スポーツで活躍できている人は、無意識に左右で縦横をちゃんと使い分けています。
この法則を知り、自分の特性を把握することで、歪みを改善させることができます。
いつの間にか体が歪んでしまう原因がこんなところにあります。みなさんに是非知ってもらい法則です。
特にお母さんには知ってもらいたいです。お子さんへの遺伝があるので、ご家族のケア・習い事や運動などの特性にもつながるためです。
伸び族・縮み族と父親からの遺伝
背骨のカーブにも、ご両親からの遺伝があります。
特に姿勢は父親に似ると言われるのをご存じですか。
内司和彦先生が提唱する「縦巻き横巻きの法則」の中に、伸び族・縮み族というもう1つの法則があります。
背骨のカーブは父親による遺伝があり、背骨のカーブがゆるやかで体を伸ばす方向の動作が得意な「伸び族」と、背骨のカーブが深く体を丸める方向の動作が得意な「縮み族」があるという法則です。
これは男の子でも、女の子でも父親の背骨のカーブが遺伝するというものです。
背骨のカーブは生まれ持っての特性があり、無理に変えようとしても体には害になってしまいます。
ここで伸び族・縮み族の例として、元プロ野球選手のイチローさんと、テニスの錦織圭さんの写真をご覧ください。
イチローさんは「伸び族」、錦織圭さんは「縮み族」になります。
イチローさんは伸びるポーズが多いですよね。対して錦織さんは丸まってバネを活かしたポーズが特徴になります。
自分の特性を無意識なのか、意識的なのか上手く活かしている例として、お二人がとても参考になります。
伸び族の方は、比較的背筋を伸ばす動作やストレッチを好み、丸まる動作やしゃがむ動作が苦手です。立っているのが得意で、座っているのが苦手です。
縮み族の方は、比較的丸まったりしゃがむ動作を好み、背筋を伸ばしたりストレッチが苦手です。座っているのが得意で、立っているのが苦手です。
しかし姿勢を気にするあまり、自分の特性でない体の使い方の癖がついてしまって、体のバランスを崩して不調になっています。
当院では、あなたが伸び族・縮み族のどちらなのか詳しく診断させていただきます。
自分の特性を知れば、身体は真っ直ぐに近づき、健康で、好きなスポーツで活躍できるバランスの取れた状態になります。
ゆがみの原因となる5つの場所
始めにお伝えした5つの場所について、詳しく解説していきます。
土台である「足」
座った姿勢での「股関節」
日常一番使う「手」
咀嚼をするときの「顎」
物を見るときの「目や頭」
身体のゆがみ・バランスに対する当院の施術方法
当院では必ず、縦巻き横巻きの法則を使って、お身体の姿勢・バランス診断を詳しく行います。
この法則に従って、右半身と左半身がそれぞれ縦方向・横方向に整うように、伸び縮みを考慮して自分本来の背骨のカーブに近づくように、お身体を施術していきます。
施術だけでなく、日常生活の身体の使い方「所作」、スポーツなどの運動での注意点やセルフケア指導をとても重視しています。
初回だけで全てを理解して実践することは難しいかもしれません。
はじめは知ることからスタートし、家に帰って実践し、また来院して修正したり思い出したりして、少しずつ「理解して➝腑に落ちて➝自然と身体が反応する➝ゆがみが減りバランスが良くなる」といったステップを踏んで改善していきます。
体の歪みは、毎日の身体の使い方が肝ですので、施術以上にご自身で変えることができるものです。どうか自分の身体の癖や特徴に詳しくなってください。
セルフケア指導など、分からないことがあったら、ちゃんと理解できるようお手伝いさせていただきます。
体の歪み・バランスの悪さでお困りの方はお気軽にご相談ください。
当院には、慢性的な猫背、悪い姿勢、肩や腰を揉むだけでは楽にならない肩こりや腰痛、強いマッサージが苦手な患者さまが多く来院されています。
姿勢やセルフケアなどを覚えて根本的に改善したい方、副作用がない方法を考えている方など、お気軽にご相談ください。
当院へのアクセス
いぶきカイロプラクティック
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-1-18 フローラル・幸 2階
川越駅西口徒歩7分・ウニクス川越の真向い
駐車場なしウニクス川越をご利用下さい
営業時間 9~22時(受付20時まで)
不定休 (営業案内をご覧ください)
TEL 0120-184-497